2012年09月18日

固定資産税の仕組⑥

【家屋の固定資産税評価】

 

①家屋の固定資産税評価の基本

→家屋の評価額は建築価格と一致しません。その基本は、その建物を今建てたとするといくらかかるのかという考えにより評価します。これを「再建築価額」といいます。各市町村により異なりますが、建築工事費総額の60%程度以上が評価額になっていることが多いようです。

 

②家屋の固定資産税評価額の間違い

→家屋の固定資産税評価は、建物の専門家である建築士が行うわけではありません。市町村の評価担当者が行うわけで、ミスや同じ時期に建てた同じ仕様の建物の評価が違うこともあります。また、建物の用途や構造の間違いもありえます。注意したいものです。

 

③相続税評価額に影響する家屋の固定資産税評価額

→建物の相続税評価は固定資産税評価額に1.0倍して評価します(固定資産税評価額と同額)。財産評価基本通達89

固定資産税評価額が過大に評価されていると、毎年の固定資産税も余分に払うことはもちろん、相続税まで過大に払うことになります。同時期に建てられた同じような物件と比較して高くないかどうかは検討しておいた方がいいかもしれません。